
「ecoco」の実際の通信速度はどのくらい何だろう?
購入前に気になるのは、公式スペックではなく 実際の通信速度ですよね。
そこで今回は、都内・長崎・静岡の3か所で実測した結果をまとめました。
結論から言うと、
日常利用には十分な速度で、動画視聴やリモートワークも快適でした。
ただし、エリアによっては注意点もあるので、詳しく解説していきます。
本記事では、以下の内容についての解説をしていきます。
- 実際の通信速度が気になる
- メリットとデメリットが知りたい
- どんな人におすすめなのか知りたい
ecocoについてまとめたので参考になったら嬉しいです。

それでは、見ていきましょう!
Wi-Fi ecoco(イココ)の実際の通信速度は?まずは基本スペックからチェック!

「Wi-Fi ecoco(ワイファイエココ)」には、2つのモデルがあります。
どちらもプリペイド式で月額不要なのは共通ですが、使い方や機能がちょっと違うので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです!

ここでは、それぞれの特徴をカンタンにまとめていきます!
TD10(スティック型/USB接続タイプ)


(出典:ecoco【公式】)
製品名 | TD10 |
---|---|
サイズ | 102.3mm × 40mm × 10mm |
重さ | 35g |
接続 | マルチキャリア対応(docomo、au、SoftBankの国内3大キャリア) |
最大通信速度 | 上り 50Mbps / 下り 150Mbps |
最大同時接続数 | 8台 |
「TD10」は、USBポートに挿すだけで使えるスティック型のWi-Fi端末です。
とても軽くてコンパクトなので、ポケットやカバンに入れても邪魔にならず、持ち運びに便利。コンセントも不要なので、外出先や旅先でサッと使いたい人にぴったりです。
国内外どちらでも使えて、最大8台まで同時接続可能!
「身軽にネット環境を持ち歩きたい」人にはかなりおすすめです!

私もこのTD10を実際に使っています!
「ecoco stick wifi td10」を実際に使ってみた感想については、こちらの記事で紹介中!ぜひ参考にしてください。
TD20(据え置き型/ディスプレイ付き)


(出典:ecoco【公式】)
製品名 | TD10 |
---|---|
サイズ | 62mm × 62mm × 14mm |
重さ | 60g |
接続 | マルチキャリア対応(docomo、au、SoftBankの国内3大キャリア) |
最大同時接続数 | 16台 |
「TD20」は、ディスプレイ付きの給電型Wi-Fi端末です。
USBから給電するだけで使用することができます。
また、画面が付いているのでギガ残量などをひと目で確認することもできます。
「TD20」は、同時接続可能台数が16台と、「TD10」の倍なので複数人で使い方などは、さらに重宝すること間違いなしです。
「TD20」も国内外どちらでも使えて、公式サイトから追加のギガを簡単に購入することができます。
個人的に「TD20」の最大の魅力は、USB-AとUSB Type-Cのどちらも付いていることです!

使っているパソコンにUSB Type-Cしか接続できないから、直接つなげる「TD20」もほしい!となっています!

ただし「最大速度」は理論値であり、実際に出る速度とは異なります!だからこそ、実測データが重要です!
【実測データ】Wi-Fi ecocoの通信速度

実際の通信速度を調べるために、都内・長崎・静岡の3箇所で測定してみました。
今回は、筆者が実際に所有している「TD10」を使って測定した結果をまとめています。
ただし、以下の通信速度はあくまでも目安で時間帯や場所によって通信速度は変化します。
① 都内(区内・自宅)
都内(区内)の自宅で利用した際の通信速度は以下の通りでした。

👉 高画質のYouTube動画やZoom会議もスムーズ。

やっぱり都内は早いですね!
② 長崎(市外)
長崎(市外)で利用した際の通信速度は以下の通りでした。

👉 動画視聴やSNSは問題なし。ただし、YouTubeの4K動画はカクつきあり。

都内よりは速度は落ちるものの、日常で使う分には快適に利用することができました!
静岡(かなり田舎の方)

👉 Zoom会議やYouTubeも快適。夫の在宅ワークも支障なくできた。
このとき夫は実家で在宅ワークをしていましたが、仕事もスムーズに進められて助かったと言っていました。
ちなみに、夫の実家で仕事をするときは普段、楽天モバイルのテザリング機能を使っていますが、通信が不安定で困っていました。
しかし、ecocoでは通信が途切れることもなく、快適に利用できました。
ecocoが安定して使える理由

ecocoが安定して使える理由は、以下のとおりです。
- マルチキャリア対応:docomo / au / SoftBankの3回線を自動で切替
- エリアごとの最適回線を選択:田舎でも安定してつながりやすい
ecocoは、その場所ごとにdocomo、au、SoftBankの国内3大キャリアの中から、もっとも通信速度が速い回線を自動で選んで接続するマルチキャリア対応です。
そのため、もちろん場所によって差はあるものの、安定した通信環境を得られる可能性が高いです。

実測でも、長崎や静岡といった地方でも通信が途切れることなく利用できました
一般的に必要な通信速度の目安

「この速度で何ができるの?」と気になる方のために、目安をまとめます。
利用シーン | 推奨速度 |
---|---|
Web閲覧 / SNS | 1〜10 Mbps |
YouTube(HD画質) | 3〜5 Mbps |
YouTube(4K画質) | 20 Mbps |
Zoom会議(HD) | 10〜15 Mbps |
オンラインゲーム | 30〜100 Mbps |
👉 ecocoは 日常利用(動画・リモートワーク・SNS)には十分な速度。
ただし、オンラインゲームや4K動画にはやや厳しい場面もあるという印象です。
実際に使って感じたメリット・デメリット

ecocoを実際に利用してみて感じた、メリットとデメリットをご紹介します!

それでは、見ていきましょう!
メリット
メリットは以下のとおりです。
- 通信速度は日常利用には十分(動画視聴・リモートワーク・SNS利用)
- 契約縛りなしで気軽に始められる
- データ容量も自分が使い大量を自由に選択・追加できる
- ecoco自体がかなりコンパクトで軽量
ecocoはかなりコンパクトなので、どこにでも持ち運べて便利です。
大きさは、手のひらに収まる程度。

さらに詳しく実際のレビューが知りたい方は、こちらの記事で紹介中!ぜひ参考にしてください。
デメリット
デメリットは以下のとおりです。
- オンラインゲームや大容量ファイルのアップロードには不向き
- トンネルや山間部など、一部繋がりにくい場所がある
- 複数人で利用すると、通信速度が落ちる可能性がある
長いトンネルや山間部などでは、つながりにくい場合があります。また、複数人で利用すると、一人ひとりの通信速度が低下することもあります。
ただし、これらはecocoだけに限った話ではなく、テザリングをしているときなども同様です。

私は、買って本当に良かったと思っています!
ecocoはこんな人におすすめ

ここまで読んで、「便利そうだけど、自分に合ってるのかな?」と感じた方もいるかもしれません。
そこで、ecocoをおすすめしたい人の特徴をまとめました!
✔ 月額料金に縛られたくない人
「毎月払うのはもったいない」「たまにしか使わない」
そんな方にはプリペイド式のecocoがぴったり。
使いたいときだけギガをチャージできるので、ムダなコストが発生しません。
✔ 外でも快適にWi-Fiを使いたい人
カフェや出先でノートPC作業をしていると、スマホのテザリングではバッテリーの減りが早くて困ることもありますよね。
ecocoなら、PCやモバイルバッテリーに挿すだけでWi-Fi環境が作れるので、外出先での作業も快適そのものです。
✔ 旅行や帰省時のネット環境に困っている人
実家やホテルでWi-Fiがない、あっても遅い…。
そんなときは、ecocoが大活躍間違いなし!!
スーツケースに1本入れておけば、移動中でも安心してネットが使えます。

実家のWi-Fiが弱いので、本当に助かっています!
✔ 海外でも簡単にネットを使いたい人
「海外でのSIM設定が面倒」「レンタルWi-Fiは高いし重い」
そんな方も、ecocoに海外用ギガをチャージするだけでOK!
SIM差し替え不要で、現地に着いてすぐ使えるからストレスフリーです。
✔ 面倒な契約手続きが苦手な人
Wi-Fiの契約って、プランを選んだり、解約時の違約金があったり、正直めんどう…。
ecocoはそんな契約のわずらわしさが一切ないプリペイド式なので、「とにかくシンプルに使いたい!」という人にぴったりです。
ネット環境をサクッと手に入れたい人には、この気軽さが本当に助かります。

購入後自宅に届いたらすぐに利用できる点も◯
まとめ:日常利用には十分、地方でも安定

- 都内:45.9Mbps → 快適そのもの
- 長崎:19.8Mbps → 4K動画以外は問題なし
- 静岡:23.0Mbps → Zoom会議もスムーズ
ecocoは、コスパ良く日常利用に耐えられるポケットWi-Fi といえます。
「ecoco stick wifi td10」を実際に使ってみた感想については、こちらの記事で紹介中!ぜひ参考にしてください。