電子書籍にデメリットはあるんでしょうか?
メリットや向いている人も合わせて教えて下さい。
電子書籍にしようか迷っているけど、できるだけ後悔しないためにデメリットも知りたい!
と思っている方に向けて、電子書籍のデメリット・メリットや向いている人について解説します。
この記事では、日頃から電子書籍を活用しているちゃこが電子書籍のデメリット・メリット、向いている人について解説していきます。
「電子書籍を買ってできるだけ後悔したくない!」と思っている人は、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
※3分ほどでさくっと読めます。
電子書籍のデメリットは何がある?
電子書籍にはメリットもデメリットもあります。
利用する前にデメリットを把握しておくことで、後々の後悔を減らすことができるでしょう。
ここでは電子書籍のデメリットについて解説をしていきます。
電子書籍のデメリットは次のとおりです。
それでは、解説します。
① 視力が落ちる場合がある
紙の本と比べると、電子書籍の方が目に負担がかかってしまいます。
目の負担をできるだけ減らす方法は
・ブルーライトカットメガネをかける
・端末にブルーライトカットフィルムを貼る
・電子書籍リーダーを利用する
・こまめな休憩をとる
・暗い場所で読まない
・意識的にまばたきをする
などがあります。
ただし、紙書籍でも目に負担がかかって、視力が低下してしまうことはよくあります。
電子書籍や紙書籍のどちらを利用するとしても、
できるだけ目に負担がかからないように、意識的に対策を取り入れることが大切です。
目の負担をできるだけ減らす方法やコツは、こちらの記事にまとめています。
ぜひ合わせてご覧ください。
② 集中して読めない場合がある
電子書籍で読む場合、集中して読めないときがあります。
普段利用しているスマホやタブレットで読む場合、
メールやLINEなどの通知が来てしまい、集中が切れてしまうことが多くあるからです。
対策としては、
読んでいる間は通知をオフにしたり、電子書籍リーダーを利用するのもおすすめの方法です。
③ 中古で買ったり、売ったりすることができない
電子書籍の場合、中古で本を買ったり、読んでしまった本を売ることができません。
本を読むときにできるだけ費用をかけたくないという人には、向かない可能性が高いです。
しかし新刊で購入する場合、紙の本と比べて電子書籍は安く購入できる場合が多くあります。
そのため、中古本と電子書籍を併用するのもおすすめです。
④ 本を読んでいる実感が湧かないときがある
本を読んでいる実感が湧きにくいというのもデメリットの1つです。
紙をめくる感覚がなかったり、読んだ後の達成感を感じにくいという人もいます。
また、自由に書き込みができないサービスもあります。
⑤ 本の貸し借りができない
電子書籍の場合、本の貸し借りをすることがとても難しいです。
端末ごと貸すことは可能ですが、個人データが入っていることが多いと思いますので、注意が必要です。
ただし、マルチデバイス機能を利用する場合は他のデバイスでの利用が可能になります。
マルチデバイスとは、コンテンツやサービス、ソフトウェアなどが様々な種類の機器(device)から等しく利用できること。
IT用語辞典
つまり、他の端末でも条件次第では同じ本が読めるということです。
ただし、マルチデバイス機能はサービスによって禁止していたり、条件がある場合がほとんどです。
利用する場合は規約違反にならないよう、
必ずそれぞれのサービスの利用規約を確認しましょう。
⑥ 発売日に手に入らないときがある
電子書籍は紙書籍と比べて、配信が遅れる場合があります。
最近はそういった作品も少なくなってきましたが、まだ発売日のズレが生じる作品もあります。
多くの場合、書籍の発売が近くなったら、
インターネットで発売日を検索することができます。
そのときに、電子書籍での発売日も調べておくといいでしょう。
⑦ 電子書籍化されていない本がある
全ての本が電子書籍化されているわけではありません。
中には、紙書籍でしか読むことができない本も多くあります。
しかし逆に、電子書籍でしか読むことができない本も多くありますので
自分が読みたい本がどういった形式で読めるのか確認してみましょう。
⑧ サービスが終了してしまうことがある
世の中に電子書籍サービスは多くあります。
中には、サービス自体が終了してしまい、読むことができなくなることも稀にあります。
終了する可能性が低いサービスを選ぶ必要がありますが、100年後も100%サービスが続いているかを言い切れるものはないでしょう。
そのため、
どうしても心配な人は紙書籍で購入することをおすすめします。
⑨ 読むためには、ネット環境が必要になる
電子書籍を読むためには、ネット環境が必要になります。
そのため、通信料が発生します。
また、電波が悪いとスムーズに読めないなどのストレスを感じこともあります。
そういったことを防ぐために、
自宅などネット環境が整っている場所で事前に端末にダウンロードしておくことをおすすめします。
ただし、全てのサービスが端末にダウンロードできる機能がついているわけではないので、注意が必要です。
⑩ 充電が切れると読めない
端末の充電が切れると読むことができなくなります。
そのため、充電器を携帯しておくことをおすすめします。
他にも、端末が壊れてしまうと修理するまで読むことができない期間が発生します。
端末次第で読むことができない可能性があるのはデメリットといえます。
メリットもたくさん!電子書籍のおすすめポイントをご紹介!
前章ではデメリットをご紹介しましたが、電子書籍にはメリットもたくさんあります!
そこで、ここでは電子書籍のメリットについて解説します。
電子書籍のメリットは次のとおりです。
それでは、解説していきます。
① 収納する必要がなくなる
電子書籍は、収納する必要がありません。
そのため、
部屋が狭い人・モノを増やしたくない人にとてもおすすめです。
また、引っ越しの予定がある人なども書籍を移動させる手間とコストが減るので、とてもおすすめです。
電子書籍は、
スマホやタブレットなどの端末があれば、何冊でも場所を取らずに読むことができます。
これはとても大きなメリットでしょう。
② 紙書籍よりも安く買えることがある
電子書籍は紙書籍よりも価格が低く設定されていることがよくあります。
まずは、こちらの画像を御覧ください。
こちらはAmazonが提供している電子書籍サービスの「kindle」です。
画像のとおり、
Kindle版:¥1,426
単行本(紙書籍):¥1,760
kindle版の本(電子書籍)の方が価格が安いです。
このように、電子書籍の方が安いことがよくあります。
③ 端末さえあればいつでも読める
電子書籍はいつでもどこでも端末さえあれば読むことができます。
通勤通学中、飛行機の中、ちょっと立ち寄ったカフェなど
どんな場所でも、端末が手元にあったら読むことができます。
本は読みたいけど、いちいち本を持ち運ぶのが面倒くさいな…
と思っている人は特におすすめです。
④ 読み放題プランがある
月額料金を払ったら、登録してある本が何冊でも読める「読み放題プラン」を提供しているサービスも多くあります。
例えば、
・Amazonが提供する「Kindle Unlimited」
・楽天が提供する「楽天マガジン」
・ドコモが提供する「dマガジン」
など、他にもたくさんのサービスがあります。
サービスごとに特化しているジャンルがある場合も多いです。
漫画、雑誌、実用書など
読みたい本のジャンルに合わせてサービスを選ぶことをおすすめします。
また注意点は、全ての本が読み放題で読めるわけではありません。
一部の本が読み放題で読める本なので、自分が読みたい本が読み放題に入っているか事前にチェックしておくと良いでしょう。
⑤ ネットで購入後すぐに読める
電子書籍の場合、購入したらすぐに読むことができます。
お手持ちのスマートフォンやタブレット端末、電子書籍リーダーなどのデバイスにダウンロードすることですぐに読み始めることができます。
わざわざ本屋に買いに行く必要がなくなる手間がなくなる、とても便利です。
⑥ 電子書籍でのみ配信されている本を読める
紙書籍でのみ読める本もありますが、意外と電子書籍でのみ配信されている本が多くあります。
最近は、出版費用を自分で全て負担することで出版ができる「自費出版」というものもあります。
そういった本は特に、電子書籍でのみ読めることも多いです。
自分が読みたい本はどの形式で読めるのか、確認してみるといいでしょう。
⑦ 在庫切れの心配がない
電子書籍は基本的に在庫切れの心配がありません。
本屋に行って、目当ての本がなかった…
という経験、本が好きな方なら一度は経験あるのではないでしょうか。
電子書籍はそういった在庫切れの心配がないことがほとんどです。
稀に在庫切れと表示されていることもあるようですが、基本的にはないので安心です。
⑧ セールやクーポンの利用で安く購入できる
電子書籍は、セール時に安くなっていることがよくあります。
また、高頻度でクーポンをもらえることも多いので、
セールやクーポンを活用してできるだけ安く本を購入したい!
と思っている方にとてもおすすめです。
デメリット・メリットからみる電子書籍が向いている・おすすめな人
ここまでで電子書籍のメリットとデメリットをみてきました。
そこでこの章では、メリットとデメリットから考えられる電子書籍が向いている人やおすすめな人について解説します。
では、まずは結論から。
電子書籍が向いている人の特徴は次のとおりです。
それでは、順番に解説します。
持ち運ぶことが多い人
電車やバス、タクシーなど移動時間に本を読みたい人は電子書籍がおすすめです。
電子書籍だとスマートフォンやタブレット端末などがあるだけで読めるので、
本を持ち運ぶ必要がありません。
いつでもどこでも読みたいときに読むことができるので、持ち運ぶ機会が多い人は電子書籍が向いているでしょう。
部屋が狭い人・モノを増やしたくない人
部屋が狭い人やモノを増やしたくない人も電子書籍がおすすめです。
電子書籍は収納する場所を必要としません。
どうしても紙書籍だと収納場所をとってしまいますが、
電子書籍だと読めるデバイスがあればいくら本を購入しても場所をとりません。
そのため、こういった人も電子書籍がおすすめです。
ちなみ、本や漫画の置き場所がなくて困ってる!という人はぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。
引っ越しの予定がある人
引っ越しの予定がある人も電子書籍を活用することをおすすめします。
引っ越しは運ぶ量が増えると、手間やコストが大幅に増えます。
さらに、本の量が多いとその分広い家に住む必要があり、家賃が上がる可能性が高くなります。
電子書籍だと、コストや手間を減らすことができるので
引っ越しの予定がある人もぜひ一度電子書籍の利用を検討してみるといいでしょう。
できるだけ安く中古本以外が欲しい人
電子書籍は紙書籍に比べて安く価格が設定されている場合が多いです。
また、セールの開催やクーポンもよくもらえるので、
セールやクーポンを活用することでさらに安く購入できます。
ただし、中古として売ることはできないので、買った本を中古で売りたい人は向いていないでしょう。
ほしい本があったらすぐに購入して読みたい人
紙書籍で購入する場合、購入後すぐに読むためには、本屋まで買いにいかなければなりません。
インターネット上で購入すると、届くまでに数日かかることがほとんどだからです。
しかし、本屋まで行くことを手間に感じている人も多いと思います。
電子書籍の場合、購入後デバイスにダウンロードすることですぐに読むことができます。
そのため、購入後すぐに読みたい人は電子書籍がおすすめです。
一番オススメの方法は「紙書籍」と「電子書籍」を使い分けること
個人的に一番オススメの方法は、「紙書籍」と「電子書籍」を使い分けることです。
私は次のように使い分けをしています。
じっくり読みたい本は紙書籍、それ以外は電子書籍
このようなポイントで使い分けています。
かなりざっくりした分け方ですが、
紙の本で味わいながら何回も読みたい本以外は基本的に電子書籍で購入しています。
ちなみ、漫画は全て電子書籍で購入するようになりました。
例外として、
・図解が多いもの
・紙書籍でしか読めないもの
・資格などの参考書
などは紙書籍で購入しています。
「電子書籍」と「紙書籍」の両方を使い分けることで、
いいとこ取りができるのでとてもおすすめです。
自分なりの基準を設けてぜひ使い分けてみてください。
まとめ
この記事では、電子書籍のデメリット・メリットや向いている人について解説しました。
電子書籍はメリットもデメリットも両方あります。
この2つを理解しておくことで、後々の後悔を減らすことができるでしょう。
では、デメリットの確認からしていきます。
以上が電子書籍のデメリットです。
続いて、電子書籍にはメリットもたくさんあります。
電子書籍のメリットは次のとおりです。
これらデメリットとメリットからみる、電子書籍が向いている人やおすすめな人は次のとおりです。
電子書籍は持ち運ぶ手間や収納の場所を取らない、とても便利なモノです。
メリットとデメリットを理解してぜひ素敵な読書ライフを楽しみましょう!
以上!ちゃこでした(^^)